ブラジル野菜

Couve : コウヴィ(ケール)

調理前のCouve (コウヴィ/ケール)
Couve (コウヴィ/ケール):大きなうちわのような葉っぱ。
サラダバーに並べられているCouve(コウヴィ/ケール)
千切りの Couve(コウヴィ/ケール)は、サラダバーに並びます
Couve(コウヴィ/ケール)の油炒め
Couve(コウヴィ/ケール)の油炒め

 

ブラジルでは、ごく日常的に食べられている Couve(コウヴィ)は、日本では青汁の原料として知られるケールのこと。

 

キャベツの仲間で、抗酸化物質を多く含み、抗がん作用があるともいわれている、ウチワのように大きな葉っぱの野菜です。

食物繊維もごぼうの3.5倍と豊富に含まれており、血糖値を下げる効果を発揮し、カルシウムについては、キャベツの5倍を含み、野菜の中でも多く含まれている部類に入ります。

うれしいことに、ケールは、炒めても、煮ても、漬け物にしても効力が変わらないのだとか。

 

CMでは、苦いとかまずい、とか言われていますが、クセがなく食べやすい野菜です。

 

ショウパーナでは、生のままの千切りや、ベーコンなどと炒めた油炒めとしてほぼ毎日ビュッフェにならんでいます。

 

ブラジル人の農家の方が栽培しており、最近では普通のスーパーでも見かけることもありますが、ブラジルのスーパーでは確実に売られています。

興味のある方は、お近くのブラジルスーパーで探してみてはいかがですか?

 

beterraba : ベテハバ(ビーツ)


 

ベテハバは、ロシア料理で有名なボルシチに使われていることで知られている地中海原産の根菜、ビーツのことです。

 

サラダバーの中でもその真っ赤な色でひときわ目を引く野菜ですが、決して着色したものなどではなく、生のものをカットしてもこのように真っ赤です。とても硬いので、湯がいてから皮を剥きます。

形はカブに似ていますが、カブや大根の仲間ではなく、ほうれん草と同じアカザ科の植物なのだそうで、食べると、ちょっとほうれん草のような香りがあり、ショ糖が多く含まれているので、独特のほんのりとした甘味があります。

リン、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンA、ビタミンC,ナイアシン、ビオチンが豊富に含まれており、「飲む輸血」とも言われるほど。
そして、その含まれる鉄分は、とても吸収、同化され易いものなのだそうです。

ブラジルではこのベテハバがとてもよく食べられており、Choupanaでもサラダバーにほぼ定番サラダとしてお出ししております。是非食べてみてください。


このベテハバは水煮されたものが、缶詰や瓶詰め、あるいはパックでブラジルスーパーでも売られています。お料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

テイクアウトもできます。